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【注目】大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ

数多くの記事の中から、私のブログをのぞいて下さってありがとうございます。

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバスったわけ

米国大統領就任式で世界が注目したアマンダ・ゴーマンさん。2020年にハーバード大学を卒業した22歳で、活動家であり詩人です。就任式は、彼女の語る声が音楽のようで、それに合わせて動かす指先がリズミカルで美しく、そして赤いカチューシャに黄色のコートがとても素敵でした。

アマンダさんが朗読した、彼女の詩「The Hill We Climb(私たちが登る丘)は大統領就任式の主役になったとまで言わしめ大きな反響があっただけでなく、この時から彼女は世界のインフルエンサーに駆け上がりました。

 

 

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ①生い立ち

ロサンゼルス生まれで英語教師をしていたシングルマザーの母親に育てられ、彼女から詩を書くことを学んだそうです。双子の妹(ガブリエル)がいます。

トニ・モリスンの作品をむさぼり読み、アイデアをノートに書き綴る日々を送っていました。

子供の頃から「R」を始めとするいくつかの音が発音しづらい発音障害があって、トレーニングを重ね数年前にこれを克服しました。

地元のコンクールに詩を応募したことをきっかけに、2014年にはロサンゼルスの青少年桂冠詩人に、2017年には新設されたばかりだった全米青年桂冠詩人に選ばれ、そこで披露した自作の詩「In This Place:An American Lyric」の朗読がジル・バイデン博士の目に留まり、それが縁で就任式で詩を読んでほしいと打診されたそうです。

2015年に最初の詩集(The One for Whom Food Is Not Enough)を発表

2020年にハーバード大学を卒業しました。

アマンダさんは、シングルマザーに育てられ、ハンディキャップがありながら、生まれ持った感性と努力によって、数々の賞を獲得し自らの活動の場を広げてきたんですね!

 

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ②黒人女性活動家との絆

トランプ元大統領の就任式ではなかったものの、アメリカの大統領就任式で詩人が朗読をすることはよくあることだそうで、1993年ビル・クリントン大統領就任式で詩を朗読したマヤ・アンジェロウさんと、2009年にバクラ・オバマ大統領就任式で詩を朗読したエリザベス・アレクサンダーさんは共に黒人女性の詩人でした。

よって、黒人女性が就任式で朗読することは、アマンダさんが三人目ということになります。アマンダさんは二人を尊敬していて、二人の黒人女性詩人の伝統を引き継ぎたいと考えていました。すると、黒人人気女性司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーさんから連絡があり、「マヤ・アンジェロウが就任式典で来たコートと手袋は私が贈ったもの。あなたの時も装いにひと味くわえさせてもらえればと思うのだけど」と言ってくれたそうです。

エリザベス・アレクサンダーさんは電話で応援してくれたそう。

(マヤ・アンジェロウさんは2004年に他界しています)

マヤ・アンジェロウさん、エリザベス・アレクサンダーさんという二人の先輩黒人女性詩人と、黒人人気女性司会者オプラ・ウィンフリーさん。アマンダさんの輝かしい登場の内には黒人女性の絆がありました。

マヤ・アンジェロウ(1928ー2014)

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと共に公民権運動に参加し、1993年ビル・クリントンの大統領就任式で自作の詩を朗読した。2011年に大統領自由勲章を受章。代表作は自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』

エリザベス・アレクサンダー(1962ー)

ワシントンポストの記者、シカゴ大学の英語助教授を経て、米国上院に選出され将来の米国大統領バクラ・オバマ氏に出会う。2009年オバマ大統領就任式典にて「その日の讃美歌」を暗唱。

オプラ・ゲイル・ウィンフリー(1954ー)

テレビ司会者・番組プロデューサー・実業家 司会を務める番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』はアメリカのトーク番組史上最高の番組であると評価され、多数の賞を受賞している。壮絶な幼少期を経て、国民的番組を作り上げるまでに至っており、幅広い事前活動も行っている。


アマンダさんは、幼少期から黒人女性としてのアイデンティティを多くの書物の中で掘り下げていきました。その中で出会った黒人女性との出会いが、彼女を高めてくれたことは間違いなさそうです。また、黒人女性活動家として、その先輩たちが彼女をよりスポットライトが当たる方へと導いてくれました。

 

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ③当日の衣装に込められた想い

当日の衣装は、黄色のダブルのコートと赤いカチューシャはイタリアのデザイナー、ミウッチャ・プラダ氏の手によるもの。

 

アマンダさんは、彼女の知性とフェミニスト精神を敬愛していることで選択したと言われてます。

黄色のコートを選択したのは、アマンダさんを推薦したジル・バイデン博士が、「あなたの過去の動画を観たら、黄色がとても似合って素敵だった」と仰ってくれたためだそうです。

 

人気女性司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーさんからの贈り物である、ニコス・クーリ(NICOS KOULIS)のゴールドのフープイヤリングとオブ・レア・オリジン(OF RARE ORIGIN)の指輪を身につけていました。

ニコス・クーリの指輪は、鳥籠の中にいる鳥をモチーフにしていて、詩人マヤ・アンジェロウの代表作自伝のタイトル「歌え、翔べない鳥たちよ(I Know Why the Caged Bird Sings)」を象徴しているそうです。

詩人マヤ・アンジェロウさんは、1993年ビル・クリントン元大統領の就任式で自作の詩を暗唱した、黒人女性の人権活動家で詩人です。

アマンダさんが最も影響を受けた人物の一人として名前を挙げています。マヤ・アンジェロウさんは2014年に86歳で他界されています。

1993年ビル・クリントン元大統領の就任式で詩を朗読した際に着用していた「シャネル」のジャケットも彼女を尊敬していたオプラ・ウィンフリーさんからの贈り物だったのです。

オプラ・ウィンフリーさんは、アマンダさんの大統領就任式の詩の朗読の後、Twitterで、「女性が活躍しているのを見るときほど誇らしい気持ちになることはない。マヤ・アンジェロウも応援している。私もよ」とツイート。

2014年に亡くなったマヤさんを偲びつつ、アマンダさんを称賛しました。

イヤリングは、同じく「ニコラス・クーリ」のカプセルコレクション「エネルギー」のもので、大胆さや活気に満ちたスピリットを表したものだそう。それを知ったオプラさんがアマンダさんにぴったりと感じたのだと報じられています。

アマンダさんは、ファッションに関してこう発言しています。「私にとってファッションは、これまでの歴史や私を支えてくれる人たちに心を寄せるための自分なりの方法なんです

「服を着る時、私は自分なりに何かを象徴しようと思っています。詩を朗読する際に、情報の断片や感傷を服でさりげなく伝えることも私にとっては大切なことです。」

当日の衣装には、彼女を支援してくれる方、そして尊敬する方への敬愛の気持ちが込められていました。ファッションとは、流行を追うものではなく、コミュニケーションの一つの手段であるのだとアマンダさんは教えてくれました。

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ④Z世代って?

アマンダさんは、Vogueの大統領就任式典を控えてのインタビュー中で、大統領就任式の朗読者として最年少で登壇することに関し、「私にとって大切なのは、次の世代に姿を観てもらう事です。統計的にみても、今、いちばん心を苦しめているのは私の年代、つまりジェネレーションZです。公の場、しかもこんな重要な場で若者や自分の世代を代表できることを、非常に光栄に思います。」と話しています。

ジェネレーションZ(通称Z世代)とは、1990年代後半〜2000年生まれのことでアメリカで言われ始めました。

ちなみに、1960年〜1974年生まれを「X世代」、1975年〜1990年代前半生まれが「Y世代」だそう。

Z世代の特徴

  1. デジタルネイティブである。
  2. プライバシー保護意識が高い。
  3. 音楽をオンラインで大量消費する。
  4. ブランドではなく、本質に価値基準を置く。
  5. オンタイムで仲間とコミュニケーションをとる。
  6. 起業家精神が旺盛
  7. 9.11を経験しているため、社会課題への意識が高い。

 個々の拡散力が高く、高い能力を備えていると言われているZ世代は、若いうちからさまざまな価値観に触れていて固定観念がなく、独自の視点で人生を考える傾向があると言われています。

アマンダさんは、自分がZ世代であることを強く意識しています。今回の就任式典でも、ファッションにブランドではなく、本質に価値基準をおいた選び方、社会課題への意識の高さはZ世代そのものと言えるでしょう。

まさに新風のごとく登場したZ世代代表のアマンダさん。これから考え方、選択の価値基準に大きな影響を起こしそうです。

 

大統領就任式Z世代の詩人アマンダ・ゴーマンがバズったわけ⑤就任式典後のアマンダ・ゴーマンの活躍

就任式から1週間足らずで、大手マネジメント会社IMGのモデル部門と契約しました。

IMGの所属モデルにはケイト・モスやジゼル・ブンチェン、エンターテイメント業界ではクリッシー・テイゲンやセレーナ・ゴメス、スポーツ界ではテニスの大坂なおみ選手もいます。

アメリカの情報誌、TIMEの表紙を飾り、ミッシェル・オバマと対談しています。

アメリカンフットボールNFLの王座決定戦・スーパーボウルで新型コロナウイルスパンデミックの中で戦う医療従事者に感謝を伝える詩キャプテンたちのコーラス(Chorus of the Capains)を朗読しました。

 

9月には『Change Sings』という子供向けの本を出版予定で、詩集も出すそう。

発売前からベストセラーになっています!

本業の他にモデルなど、幅広い活躍に目が離せません!!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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