ブログにChromebookがおすすめな7つの理由
私は趣味でブログをはじめてしばらく経ちますが、現在はApple MacBook Airを使用しています。実家の家族へChromebookをプレゼントしました。
MacBookが主とはいえ、使うのはもっぱらGoogle ChromeでWordPressというwebサイトで執筆しています(たまにSafariも使います)。
これからブログをはじめる人にChromebookをおすすめします。
Chrome OSの進化に伴い、全世界でニーズが高まっているChromebook。
名前は一度は聞いたことがあるものの、普段使い慣れているWindowsやMacを買い替えでも選択してChromebookのことをあまりよく知らない方が多いのではないでしょうか?
それはすごくもったいないです!
目的と用途、会社で求められている業務内容によっては、Chromebookの方が良かったり、Chromebookで機能的に問題がないことがあります。
テレワーク時にPCを貸し出す企業も増えておりますが、Chromebookにすることによって大幅にコストダウンすることができる場合もあります。
ぜひ最後までご覧いただき、PCの買い替え時に、Chromebookも購入の選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
本記事では、「具体的にどんな特徴があるのか?」、「どんな種類があるのか?」といったChromebookの基礎的な知識から、おすすめChromebookの選び方まで、幅広くご紹介します。
タイプ別のおすすめ機種から、使用用途別におすすめの機種もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
なぜブログにChromebookがおすすめなの?
Chromebookとは、Googleが開発した「Chrome OS」を搭載したコンピューターの総称です。
OSとは、オペレーティング・システムの略で、コンピューター全体を管理、制御し、人が使えるようにしてくれるものです。「Windows OS」や「Mac OS」が馴染み深いかもしれませんね。
ChromebookはWindowsやMacとは全く異なる、Google独自のOSをマシンに組み込んでいます。
もちろんブログを執筆する際のWordPressもGoogle Chromeでばっちり起動します。
というよりも、GoogleとWordPressの相性は抜群です。
ちなみに豆知識ですが、Chrome OSはLinux OSが基盤となっています。
Google Chromeブラウザをベースとし、複数機能を追加してOSにしています。
Chromebookの特徴は「非常にシンプルである」という点です。
面倒なことが嫌いな方にとっては、まさにピッタリのPCだと言えます。
では、Chromebookには具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
Chromebookのメリット・デメリットを順番にご紹介します。
Chromebookのメリット・デメリット
Chromebookのメリット
起動時間が爆速
Windows PCユーザーは、「起動が遅い!」とイライラした経験をされたことがある人はいることと思います。
その点、Chromebookは余計なソフトは入っていないため起動がものすごく速いです。
なんと、電源ONからログイン画面になるまでの時間は「たった10秒」。
加えて、アプリ起動やGoogleクラウド上のファイル読み込みも非常に高速。
1分1秒が貴重な現代人にとって、これらの時間が短縮できることは、非常に大きなメリットの一つではないでしょうか。
パフォーマンスが落ちない
MacやWindowsでプリンターやらなんやらの設定をしていくと、ドライバーソフトだの、常駐ソフトだのがインストールされ、バックグラウンドで“常時”動いているようになります。
これらは知らないうちに数が増えていって、その分、パソコンの動作が遅くなっていくという悪影響が出てしまうんです。
一方で、Chromebookは良くも悪くも自分でドライバーソフトや常駐ソフトのインストールができません。
そのため、何年たってもパフォーマンスがほとんど変わらないのです。
なので、購入時にこの程度のパフォーマンスで満足感が得られれば、それが何年も続くという訳です。
セキュリティが強固かつ手間なし
Chromebookは、設計上ウイルス対策が不要なように作られています。
これは、Chrome OSのプロセスがサンドボックス内で実行されており、タブとシステムが完全に分離して存在しているためです。
一方、Windows PCはウイルス対策ソフトを自分で選び、有料で購入し、かつ、自らインストールされた方も多いのではないでしょうか?
しかも、ウイルス自体も進化するため、新しいウイルスに対策できるよう、定期的に環境を見直して、自分でソフトを入れ替えなければいけません。
Chromebookは最新OSへのアップデートを無料で行うことができ、さらに自動更新なので、ユーザー側での作業は何も必要ありません。
Chrome OSは、日々Googleのエンジニアが開発を続けていて、最新のウイルスに対するセキュリティ対策もバッチリです!
その環境を無料で手間なく使えてしまうなんて、嬉しい限りですね。
セキュリティ面において、Chromebookは非常に利便性が高いと言えます。
頑丈に作られている
教育現場で支給されるなどのことも想定し、落下時の耐久性も強化して製造されています。
ノートPCを落として壊してしまうことは、意外に多くの人が経験することです。基幹部品を保護する多くの対策が施されております。

Google PlayのAndroidアプリが使える
Chromebookでは、100万以上のAndroidアプリを利用可能です。
普段、Androidスマホのアプリ利用に慣れ親しんでいる方は、Chromebookの大画面でいつものアプリを使うことができます。
データは全てクラウド保存
Chromebookにおけるデータの保存先は、全て「クラウド」です。
Google DriveやGoogle Photoなど、あらゆるサービスがサーバーで保管されます。
そのため、端末の容量を気にする必要もなく、快適にPCを利用することができます。
しっかりと管理されたサーバーで保管されるので、セキュリティ面も安心ですね。
周辺機器・機材・ソフトが不要
Chromebook以外のPCは、目的に応じて周辺機器・機材・ソフトが必要になります。
例えば、スマホ接続用のケーブル、外付けストレージの購入、Microsoft365の契約等が挙げられます。
Chromebookは、全てがアプリ上で同期されるためケーブルは不要ですし、ストレージも全てクラウド上に保存。
Chromebookでは、Microsoft365に対応するアプリが無料で使えます。
そのため、PCと一緒に購入するものが不要になります。
家が散らかることもなく、何よりもお財布に優しいのが嬉しいポイント。
Chromebookのデメリット
重い作業には向かない
Chromebookは全てをクラウドで完結する前提で作られているため、重いデスクトップ用ソフトウェアが必要な方には不向きと言えます。
「動画編集を高機能なソフトでゴリゴリやりたい!」といった、マシンパワーが必要な作業はChromebookでは難しいです。
iOSアプリには非対応
Androidアプリに対応している一方で、iOSアプリには非対応です。
そのため、普段iPhoneをメインで利用している方にとっては、慣れ親しんだiOSアプリが使えない、というデメリットがあります。
ローカルストレージが少ない
従来のWindows機と比較して、Chromebookはストレージ量が少ないです。
上位機種を除くと、Chromebookの大半が16GB or 32GBのストレージしかありません。
内蔵SDカードスロットを使った拡張は可能ですが、もちろん限度があります。
そのため、PCのローカルスペースが必要な方には、Chromebookは不向きと言えます。
メリットとデメリットどちらが大きい?
ご覧いただいた通り、Chromebookのメリット・デメリットは鏡写しです。
Chrome OSは、全ての作業をクラウドで行うことを前提としています。
プログラムをローカルにインストールするのではなく、ウェブアプリを使い、ファイルはDriveに保存する、といったイメージです。
そのため、PCの使い方次第で、それはメリットにもデメリットにもなり得ます。
webメインの作業が多く、ローカルストレージも必要としないのであれば、Chromebookで享受できるメリットは非常に大きいと言えるのではないでしょうか。
Chromebookでできること
複数人での作業がスムーズに!
WordPressだと複数ログインも可能。
複数のChromebook同時ログインも可能で作業が捗ります。
また、GoogleはMicrosoft 365に対応する各種アプリを用意しています。
Googleドキュメント(Wordに対応)
Googleスプレッドシート(Excelに対応)
Googleスライド(Powerpointに対応)
これらのアプリの決定的な強みは「同時編集」です。
クラウド上にファイルを置くことで複数人が同じファイルにアクセスし、リアルタイムで同時に作業できます。
ファイルは自動保存のため、バージョン管理という概念もありません。
編集履歴から過去版に戻すことも可能なため、チームでプロジェクトを進める時は非常に便利です!
マルチウィンドウが利用可能!
Chromebookはマルチウィンドウに対応しており、複数のアプリを同時に表示しながら作業可能です。
例えば、Googleスプレッドシートで作業をしながら、別ウィンドウのLINEでメッセージを送ることもできます。
Chromebookはアプリ通知も簡単に設定できるので、都度都度スマホを見なくても良いのは嬉しいポイントですね。
大画面でアプリや動画視聴が楽しめる!
やはり、動画やゲームは大画面の方が迫力がありますよね。
スマホの小さい液晶よりもChromebookがおすすめです!
MacBookユーザーの私も動画視聴はもっぱらGoogle Chrome一択です。
ユーザー切り替えが簡単!
Chromebookは簡単なアカウントの切り替えで、アプリ、データ、ブックマークなど、全てのデータを同期します。
例えば、個人用と仕事用のアカウントを分けておけば、メールだけではなく、設定もプライベートとビジネスを使い分けることが可能です。
音声操作が可能!
「OK Google!」が、Chromebookでも使えます。
作業しながら天気を知りたい時など、ちょっとしたシーンで活躍してくれます。
2021年おすすめのChromebook3選
ASUS Chromebook「C223NA-GJ0018」
重さが約999gと非常に軽量なChromebookです。
11.6インチの液晶を搭載した本体はコンパクトなため、カバンやリュックの中でもかさばらず容易に持ち運ぶことが可能。
携帯性を重視する方におすすめのモデルです。
ストレージには電力消費の少ないeMMCを採用しています。バッテリーで約11.3時間も駆動するので、コンセントのない場所でも安心して使用可能です。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook「ZA6F0038」
使用するシチュエーションに合わせて、キーボードの取り外しができる2in1タブレット。薄型の本体はなんと重さ450g!キーボードとスタンドカバーを装着しても約920gなので、さまざまな場所へ持ち出して使う方におすすめです。
画面は10点のマルチタッチに対応し、視野角が広い10.1インチのWUXGA IPS液晶。書類はもちろん画像や動画も鮮明に映し出します。
HP Chromebook 「x360 12b」
360°回転するヒンジを搭載した、タブレットモードにもなるモデルです。タッチパネルを採用しているため、スワイプやピンチなど指先による操作が可能。スマホ感覚で使えるので、パソコンに不慣れな方でも安心です。
ラップトップモードに切り替えれば、長文の文字入力が快適におこなえます。
番外編 Acer Chromebase 「CA24V2」
ノートブックではないですが、ディスプレイ一体型タイプもあります。
Corei7搭載で非常にハイスペックで、iMacのように使えます。
見た目も非常にスタイリッシュでデザイン性も抜群。
23.8型液晶搭載で視認性よく、作業が捗ります。ワークスペースが確保できる人は要チェック。
まとめ
サクサク軽快に動作し「安い」「軽い」「頑丈」とコスパ良く、WordPressとの相性も抜群のGoogleChromebook。メインとしても使えるし、サブ機としても検討してみてはいかがでしょうか。起動の速さに驚きますよ。
ちなみに、外出先で使用する際はポケットWi-Fiの携帯を推奨します。
ブログ作成で言えば、外出先でネットに繋げられない場合「下書き」作成してネットに繋がった時点でアップロードする感じで使えますが、手間が増えてしまいます。
スタバなどで提供される無料Wi-Fiサービスを利用する使い方もありますが、頑丈に作られているChromebook。場所問わず快適に使うためにもポケットWi-Fiは必須かと。
失敗しないポケットWi-Fiの選び方も参照してみてください。
とは言え、これは普通のパソコンでも同じです。
数年使っても性能の低下を感じずにWordPressとの相性も抜群のChromebook。
要チェックです。
- 軽くて持ち運びに便利。膝の上で記事を書く際も負担が少ない。
- 余計なソフトは入っていないため起動が早い。
- 学生に支給することも視野に、頑丈に製造されている。
- セキュリティも高くて安心して使える。
- GoogleとWordPressの相性もバッチリ。
- 常駐ソフトなどが増えず、パフォーマンスが落ちない。
- その上で比較的安価でコスパが良い。
