Insta360 GO使いはじめてしばらく経ちました。
そこで思うのは、このカメラは日記の代わりに使えるということ。

時間の経過とともに、そのとき感じていた情景、感情、匂いなど、詳細については記憶は薄れていきます。
だから日記やメモは重要なんですね。人間の記憶というものは曖昧で数年経って日記を見返すことで、その時に感じていた記憶がよみがえります。

それが文字ではなく動画だったらどうでしょう。
映像で視覚的に振り返ることができれば、文字よりも瞬時に記憶が鮮明になります。
そして思うんです。「記録しておいてよかった」と。
日記は文字を読み進めてジワジワとそのときに思いを馳せ、記憶を辿る映像にはない良さがあります。
しかし筆記用具を手にして日記帳に向き合う作業を継続するとなると、習慣化するまでのハードルが高いです。

筆記用具で日記をつけるアナログの良さを肯定しつつ、Insta360 GOはボタンを押すだけで手軽に日記代わりに日常を記録することができます。その場の数十秒を記録として切り取ることができます。何回か適当なタイミングでボタンを押して、スマホに刺すだけで自動でアプリが起動し、動画をつなぎ合わせ、1つのまとまったムービーにしてくれるという点が画期的です。

ひと昔前ならムービーを作成するためにはパソコンにデータを転送し、動画編集ソフトを使って動画と動画をつなぐ作業が必要でした。
それが現在はスマホ1つで簡単にできてしまうんです。
これは新しい日記の在り方だと思います。
手書き文字やタイピングで日記を継続させることが苦手な人には向いているのではないでしょうか。私もその1人です。
Googleフォトに入れておけば容量無制限に保存でき、自動的に日付も入り、振り返るときも視覚的に探すことができて便利です。
それからもうひとつ、このデバイスの利点はバックパックやマグネットで服の上に簡単に取り付けることができ、防水で小さいので口でくわえて撮影することもできます(殺菌・消毒してから使用しますが衛生上推奨しません)。かなり便利です。
両手フリーで記録できるので、(カメラを向けられていると意識していないから)「自然な表情が写っている」と、メカに疎い妻からも太鼓判をいただきました。
確かにスマホを手にして撮影したり、棒の先にカメラをつけて撮影したりすると、こんなに自然な表情は記録できないと感じます。それもInsta360 GOを使ってみて感じた利点です。
Insta360 GO が画期的だと思うこと
- 「新しい家具が届いた日」や「家の中でヨガをする日」は記念撮影をするほどのことではないけど「日記」のように記録できる
- 容量制限のないGoogleフォトに保存することで、振り返ってみて「記録していて良かった」と感じられる
- スタンバイなくワンプッシュでその場の数十秒を記録できる
- 両手フリーで撮影可能、録画中と緊張せずに自然体を記録できる
- スマホやタブレットに接続するとアプリが起動、準備されたテンプレートを選ぶとAIが作品を仕上げてくれるため、PCや動画編集の知識は必要なし
お出かけの際はもちろん、ステイホームのいまこそInsta360 GOで記録してみると、何気ない日常を新鮮に感じることができて楽しい。
数年後に見返したときに「記録しておいてよかった」、「この年はコロナショックで大変なときだった」と思いを馳せることができるはず。まさに日記のように使え、写真とはまた違う良さがあります。
Googleフォトはページ数の制限がない日記帳のようなものです。
しかも自動で日付が入り、検索機能も豊富で便利。
あとから眺めるだけでも楽しい。
気楽にボタンを押すだけで記録できるInsta360 GOは現代版の日記として選択肢にしても良いんじゃないでしょうか。