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突然の失業でも慌てない方法|セーフティネットをフル活用

突然の失業でも慌てない方法

健康問題や災害なども相俟って、誰もが意図せず失業する可能性のある現代社会。

日本の社会保障の仕組みでは、失職者を対象とした様々な助成制度があります。

そのいくつかをできるだけ簡単に紹介します。参考にしていただければ幸いです。

いずれにしても、失業した時は決してひとりで悩まないことが重要です。

役場などには必ず相談窓口があります。窓口が別の場所にあるかもしれませんが、連絡先や住所などを教えてくれます。必ず相談し、活用できそうな精度は積極的に申し込みましょう。

日本の社会保障制度は原則申請主義です。申請しないことには自動的に補助される仕組みではありません。

(図解)「社会保障」と「社会保険」の違い|知っておきたい社会保障「社会保障」と「社会保険」、どちらも似ている言葉だけど、何が違うの?今回は誰でも簡単にわかるように説明したいと思います。これで今後誰かに聞かれても説明できますよ。そして今後日本の社会保障を考える上でも知っておきたいところ。知れば意外と簡単な「社会保障」と「社会保険」の違いについて、2〜3分で理解できるように説明します。...

そして、「より幸福なライフスタイルを築くチャンス」だというマインドで乗り切りましょう。

健康保険の切り替え

まず忘れてはいけないのは保険証の切り替えです。
これまで会社員であった人は全国健康保険協会や、組合保険に加入されていたかと思います。
失職し、会社や組織から離職した際には国民健康保険に加入する必要があります。

1961年(昭和36年)以降はすべての国民は健康保険に加入する義務があります(生活保護受給者を除く)。
任意で一定期間これまで通りの保険証を使用する方法もありますが、離職した後、空白期間なく次の会社や組織に所属しない限りは、国民健康保険に切り替えることが一般的です。
所持している保険証と、失職した際に受け取る離職票(コピーでも可)を持参して管轄の役場で手続きを行いましょう。
退職した後も一定期間利用できる保険証の任意継続についてはまた別の記事でご紹介します。

雇用保険(失業給付)の手続き

失業した際に受け取れるのが失業給付金です。
これは社会保険に加入し1年以上の勤務期間がある人が対象となります。

退職時に受け取る離職票を持参し管轄のハローワークで手続きを行います。
就職活動を行うことを前提とした給付金で、失業給付の金額は在職中給与の約50~80%、給付される期間は90日~360日の間とされています。ハローワークの受給説明会で詳しい内容が確認できます。
ポイントとして、受給内容は退職理由が会社都合の場合と退職理由が自己都合の場合で支給条件が変わる点です。
退職理由が自己都合の場合、3ヶ月間は失業給付が受給できない「給付制限期間」つまり、待機期間があるので注意しましょう。

住宅手当(家賃補助制度)の手続き

失職し家賃の支払いが困難な方が対象に家賃補助制度があります。
就職活動が前提の補助制度で期間は原則3ヶ月です(延長相談可)。

離職したことがわかる書類を持参し管轄の役場で相談してみましょう。

こちらも給付金ですが、補助金は家主に直接振り込みされる仕組みです。

家賃を納める振込先がわかる書類を持参しましょう。
単身世帯か複数世帯かで支給される金額が変わってきます。

総合支援資金の貸付制度

最後に貸付制度で返済が前提となりますが、総合支援資金という公的な貸付制度を紹介します。

これは他法優先と言って雇用保険(失業給付)やその他の民間保険等が終了している人が対象となります。

そういった他法の助成制度が証明できる書類を持参して管轄の社会福祉協議会に相談してみましょう。
失業により生活に困窮している人が、生活を立て直し、経済的な自立を図ることができるよう支援することを目的とした貸付になります。

生活支援費

生活支援費は、生活を再建するまでの間に必要な生活費として、原則6か月間(最大12か月間まで延長可能)、月20万円までの貸付けを行う内容です(単身世帯は月15万円以内)。

住宅入居費

住宅入居費は、敷金、礼金など住宅の賃貸契約を結ぶために必要な資金として、40万円までの貸付けを行います。

一時生活再建費

一時生活再建費は、就職活動や技能習得、家賃や公共料金などの滞納の一時立て替え、債務整理に必要な費用などについて、60万円までの貸付けを行います。
これらの資金は、連帯保証人なしでも貸付けを受けることができます。

なお、貸付利子は連帯保証人がいる場合は無利子、連帯保証人がいない場合は年利1.5%になります。

まとめ

今回は失業した際に相談できる制度を紹介させていただきました。
先の読めない時代、いつ誰が失業しても不思議ではありません。
担当窓口でなくても相談窓口を紹介してくれるはずです。
決して1人で悩まずに外に相談に出ましょう。
体調管理にだけ注意して、助成制度を活用して新生活をスタートさせましょう。

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グリーンティー→ソーシャルワーカー。新しいテクノロジー好き。時々スピリチュアル。ハーブティー→看護師。トレンドに敏感だけど実はそんなに興味なし。仲良し夫婦のお気楽ブログ。