Apple Watchが誘拐されたテキサスの女性を見つけるのを手伝う
テキサス州セルマの警察は、誘拐された女性を見つける手助けをしたことでAppleWatchの功績を認めています。
誘拐された女性はApple Watchを使用して助けを求め、警察は携帯電話のping機能を使用して彼女を追跡することができました。
事件の概要
レポートによると、通報を受けて駆けつけた警官は、母が男に連れ去られたと少女に聞かされます。
母と男はアパートの外にいて、少女は駐車場から母の叫び声を聞いたが、どこに連れて行かれたのかわからないと警察に話しました。
男に誘拐された10〜15分後、母は携帯時計で少女に電話をかけ、男に誘拐され、傷つけられたと報告。少女が母と話していると、携帯電話が突然切断されました。
携帯電話が切断されたため、警官が女性を追跡するために緊急用のpingを使用して被害者を追跡することができたと報告書で説明しています。
Apple Watchは被害者の位置を正確に示し、警察が到着するのが見えた男は徒歩で逃げ、駐車場の車の中で被害者を救助できました。
駐車場から逃げてフェンスを飛び越えて逃走した男も1月20日に逮捕され、現在は加重誘拐の罪に問われています。
事件の詳細はFOX29ニュースに報じられています。
事件を解決に導いたPingとは

「Ping」とは、クラウドファンディングサービス米Indiegogoでの目標金額の5万ドルの1605%を達成した米Ping社製GPSトラッカーのこと。
従来のGPSトラッカーは、電波範囲が数十メートルに限られていたり、使用時間等になんらかの制約があるものでした。
しかし、米Ping社製GPSトラッカー「Ping」は、理想の完成されたGPSトラッカーで、携帯電話ネットワークに接続し、世界中どこにいてもスマホのマップで瞬時に現在地を把握することができます。
子どもや徘徊する高齢者、ペット、自動車、自転車、スーツケースやバッグ等に着けておけば、いつでもスマホからそれらの現在地が地図上で表示されます。
「Ping」は、複数を同時に使えます。アプリを起動させれば、それぞれの現在地が、すぐにマップに表示されます。
また、「Ping」のボタンを1回押せば、連携したスマホに現在地のプッシュ通知がされます。さらに2回連続で押せば、SOS信号が発信されます。
GPSトラッカーはスマートタグとも言われ、私も使用しています。
まとめ
芸は身を助くとはよく言いますが、現在はテクノロジーが身を守ってくれる時代ですね。
以前報じられた事件を未然に防いだスマートスピーカーにしても、今回のApple Watchの報道にしても、普段の生活はもちろん、緊急事態に役立ってくれるというのは安心感があります。
“なんとかしたいけど手立てがない”ということのないように、私も大切な人にスマートタグを持たせようと思います。